吾唯足知 うさこの独り言

自分の声を聴く・・・

とうとう体調を崩す

前回の記事に書いたように、私は自分を蔑ろにしない練習をすると決断した。

そして自分の仕事が佳境なことを優先して、人からの誘いを先延ばしにするというチャレンジをした。少々そわそわしつつも、これは大切な練習なのだと自分を励ました。

 

そして体調を崩した・・・。

 

アラフィフらしく、ここ最近は普段から疲れ易かったりはあった。それに、私は仕事での決断は得意なのだが、自分個人の選択や決断となるととても苦手であり、エネルギーを消耗してしまう。それはAC的に自分の感情や欲求を抑える癖があるので、改めて「どうしたい?」「どっちが好み?」等と聞かれても、自分の感情が答えられず苦悩してしまうのだ。先週はそんな選択を迫られたり、人とのやり取りの中で大きなストレスを抱える場面が続きへとへとになっていたのだ。

 

とうとうヘルペスを発症し、食事も通らず、ぐったりして動けなくなった。

 

しかしAC的な自分が、人を優先するあまり自分の体の声を聴かず、不調にも気づかないふりをしてがむしゃらに仕事をしてきた自分が、自分をも騙せないほどの明らかな体調不良に陥ったことで、気づいた。

 

あー、これは体が私に知らせてくれているのだな。

『無理するな。』『自分を大切にしろ。』

 

おかげで、普段の自分なら自分を優先することに罪悪感を感じるのだが、罪悪感を感じないでいられた。しかもヘルペスはウイルスが関与するので、私が逢わないことは相手を守ることにもなるため「自分を優先した自分」というだけではなく、「相手を守るために行動できる自分」という立場でもあり、自分の自己肯定感もUPさせてくれた。そういう意味では、本来の「蔑ろにしない練習」には至っていないかもしれないのだが、新人の練習と思えば、まあ合格としようと思う。

 

今回の体調不良は我ながら本当に辛くて、人のことを優先するどころではなかったのだが、私が自分を優先する行動ができるようになるために、神様がきっと私に体調不良というギフトをくれたんだなと思ったりした。

 

この度、新人ステップの練習ができたので、次回は病気にならずとも自分を優先できるというを目標にしようと思う・・・。