吾唯足知 うさこの独り言

自分の声を聴く・・・

自分の声に従って選択する

今日は御仁との予定を自らキャンセルした。

理由は体調が悪くて気持ちが向かないから。

私が用事以外の理由でキャンセルするのは、記憶上は2回目かと思う。

 

これまでは、どんなに疲れていても、自分の予定を調整してまでも、逢うことにしてきた。

 

逢いたい気持ちは確かにあるが、明らかに無理をしていたと思う。正確には、断ることの恐れが強すぎて、逢いたい以外の自分の気持ちの声が蓋をされ、もはや聴こえないしわからない時もあったのかなと思う。

 

そんなこんなで亀の歩みではあるが、日々自分の声を聴く練習はしている。今日は御仁の体調が少々よくないことがわかり、私の心のハードルが下がったことをきっかけに、改めて自分の声を聴くことにした。

 

貴女はどうしたい?

貴女はどっちが嬉しい?

 

…⁇

 

「今日は一人になって自分自身と仲良く過ごしたい。」

 

「わかった。今日は御仁との予定変更するね!」

 

恐れなくても大丈夫だよと自分を励まし、自分の中の自分に問いかけ、根気よく待ち、声を聴き、受け止めることができた。

 

相手には何と言おうかと暫く考えたが、言葉は選びつつも素直に自分のことを伝えた。

自分の声を聴いた私は、相手に対する恐れも手放していた。

 

そして2人で、次の予定について率直に打ち合わせができ、私の心はとても満足していた。

 

これまでは相手を優先しながらも自分が疲れ果て、相手に不満を持つことすらあったが、今回は自分の声に従うことで、相手の意向に沿わなかったが、関係がより深まる貴重な体験であった。

 

このようなことを。健全な人なら秒速で当たり前にやっているだろう。

 

私は不器用ながらも、時間をかけて自分の声を聴いて、行動を選択する。

 

自分と仲良く