吾唯足知 うさこの独り言

自分の声を聴く・・・

出逢った意味を生きる覚悟

先日来の件を日々繰り返し反芻する中で、少しずつ気持ちの整理が出来てきた。

 

彼にどうして欲しいの?
→私の誕生日を祝って欲しいという望みに応じて欲しかった。
 周りの女子達のお祝いするのを知ってるから、彼女達と比べて悲しい気持ちになった。

 

彼がお祝いしてくれたら貴女は愛情を感じるの?
→自己満足だと思う

 共依存の悪癖、コントロール欲求だと思う
 むしろ彼が私の言いなりになると、私は冷めると思う
 所詮、私レベルだって思うから。

 私は自分を幸せに出来ないでいるから、他人を使って何とかしようとしてるだけ。
 そんな私の道具に使われる人は大したこと無いと感じると思う

 

貴女が他人から愛情を感じるとしたらどんな場面かな?
→私に言われたことや、期待に応えようとするのではなく、
 私の事を心から想って行動してくれた時

 

時に突き放されたり厳しくても?
→はい。
 それが私の為になると想ってくれてると、わかる。

 

彼との間にはあった?
→絡むなって、近すぎる距離を指摘してくれた。
 それは関係継続に必要だと、あえて突き放したほうがいいと思ったのだと。
 そんな労力かけず、立ち去ることも出来たのに。

 彼はありがとうとかごめんねとか、細々と言わない。
 私自身は、他人の機嫌を損ねたり責められるのが怖くて、

 心からというより怯えながら敏感にやってるから。

 

 あえて彼がありがとうという時は
 本当に心からのお礼だと、例えSNSでも伝わってくる。

 そこは恐れの回避からか、心からかで、全く違う。

 

 親の思い通りやれないと殴られたトラウマから、他人の意に敏感に応えるのを善として生きてきた。が、行き詰まった。

 彼はただシンプルに自分の思いに従って、他人に頼まれても嫌なことはしないし、素直に嫌だと表明した。ただそれだけ。

 私は彼を自分の思い通りにしようとするのでなく、
 私自身を思い通りに生きるために在る。

 
 その事を思い出すために彼に出逢ったのだと思う。

 

 私が、これまでの拘りと同じやり方で、彼に要求することも可能。
 その場合、要望は十中八九通らないばかりか、どんどん距離は離れるだろう。
 
 一方で、彼に出逢った意味を理解して、これまでのやり方を手放し、
 お互いに人のために生きるのではなく、
 自分の為に生きる者として敬意を払い、
 それぞれの成すべきことを成す同志として、

 疲れた心身を癒し休める一期一会の時を過ごすことを選ぶことも出来る。

 

 本当は出逢った時から、私が彼と生きる意味は、
 後者であるとわかっていた。
 ただ魔がさして、世間の恋人達の寄り添いが羨ましかったのだと自覚している。
 だから、要求したかった。
 でもきっぱり一刀両断してくれたから、目が覚めた。


 我々は恋人というより、同志だ。
 時間は残り少ない。

 同志として一期一会の時を過ごす覚悟を決めた。