吾唯足知 うさこの独り言

自分の声を聴く・・・

記憶を消去する感覚

過去のトラウマが今の自分を苦しめる

過去の記憶の再生が自分を苦しめる

 

記憶を手放して今を生きることの大切さは

心理学でも仏教でもホオポノポノでも言われている

 

手放すことや消去は頭でわかるのだが

体感や実感としてはなかなか至らないことだった

 

それがちょっとだけわかった気がするので

書き留めておこうと思う

 

姉の仕事の愚痴を聞いていると

他人との間で不快で不満なことが起こったとき、

それは例えばその人の意地悪で起こる場合もあれば

その人の能力不足で起こっている場合もあるのだが

私の考えでは

意地悪ならもちろん取り合わないし

能力不足の場合は尚更仕方ないので

その人のことは脇に置いて

仕事の解決の道に注力しひたすら邁進すればいいと思う

 

私は自分の私的なトラウマ体験に関連しては

心のか弱い人間になって怯えているが

事が仕事だと逞しい別人になって合理的問題解決者として邁進するのだ

 

しかし愚痴を言っている当人は

ひたすら相手の意地悪さや能力のなさに言及して話し続け

問題解決(今)に焦点を当てず、

挙げ句の果てには、その人を何とかギャフンと苦しめてやるにはどうするか

ということを一生懸命画策しようとする

 

私から見ると、そんなことに自分の大切な人生の時間を奪われるのは、もったいないから嫌だ

 

さらに誤解を恐れずに言うなら

相手の土俵に立つこと自体がバカバカしいし、

同じ土俵に立つことは自分の魂の次元を下げることだと感じる

 

話は変わるが、

 

今日私とこの姉との間で不快なことが起こった

私としては状況的にやむを得ず、姉の力を借りたいという案件だった

姉は相変わらず問題解決というより

自分の大変さを前面に語り、何故私がやれないのかということを追求してきた

その時点で私は辟易したため

お願いはしたものの、いま一度自分で解決策を探り続けた

その結果、姉の力を借りなくても、何とか解決できる方法に行き着いた

 

そしてすぐさま姉に

解決できたので、この案件はご放念下さいとメールし、

相談データのリンクを丸ごと消去した

 

相談した時に姉から受けた不快な感覚に

これ以上自分の人生の時間を奪われたくなかったから

なのでデータを丸ごと消去することで、この案件を無かったことにしようと思ったのだ

 

そして実際にデータ消去してみた時に、ふとわかった。

 

「こうやって記憶を消去すればいいんだ」

 

この案件は仕事分野だったので、淡々と事を進めることができたが、過去のトラウマ体験の記憶消去も、記憶消去という点では同じ

 

過去のトラウマ体験も記憶を自分で何度も何度も再生して手放しあぐねている

一昔前だと仕事での不快も誰かに愚痴って

何度も記憶を再生させて手放せないでいたことも沢山ある

 

けれど今回はそうしないことを自分で決断し消去し手放せたのだ

 

まずは、自分自身が消去すると決断すること

次に、実際に消去すること

例え、記憶が再生されそうになっても

何度でも何度でも消去すること

 

すべては自分の決断と行動で手放せる事を実感した

今日の不快な出来事は、私が手放しを体験するためのギフトだった

私は自分の人生を前進させる

少しずつでも