3姉妹の末っ子。
長女は、第一子らしく昔からボス的存在。
天真爛漫で妹を自分の手下のように使うことに、疑念がない。
次女は、病弱で周囲に心配されながら育ったせいか、両親がもともと過干渉なせいか、老婆心が強く、人が頼んでもいないことにお節介をやく性質がある。
三女である私も、実は世話焼き体質であるが、世話焼きな周囲にも自分にも嫌悪感があり、意識的に距離を取ろうとするタイプ。
いつも頭で考えているので、どこかぎこちなく、時には冷たい人と感じられることもある。
そんなこんなでクールに過ごしたい私だが、次女である姉をよく頼っている。
夜遅くでも、泣きついて電話で話を聞いてもらったり、考え方を確かめて、お姉ちゃんがそう言うなら大丈夫よね?というように、少々依存的だったかもしれない。
それでも日々修練しつつ、最近は緊急で姉に電話することが減っている。姉という存在に承認を得ずとも、自分との対話時間が増えたことで、やっていけてる感じがしている。
そのせいか、姉と2人でランチなど出かけても、姉のお節介が鬱陶しく感じられる場面が続いた。
以前なら、「もう老婆なんだからあ〜」と笑い合って終わっていたのに、最近はイラッとする。
メニューを考えている時も「貴女これにする?」というように、私のことに口出しされるとイラッとして、「お姉ちゃんは自分の決めたらいいよ。私は自分で決めるから」と、いちいち口に出して説明したりしてしまう。
老婆なんだからーと笑っているほうが、大人な感じなのに、イラっとする自分が逆行しているようにも感じ、何でかなあと考えあぐねている。
そんな折、普段あまり接点のない長女とのLINEのやりとりで、これまたイラッときた。私と次女との調整案件に、こうしてくれないかと割り込んで私に指図してきたのだ。次女が言うなら納得がいくが、ボス感満載な指図する態度に、幼きころからの末っ子ならではの数々の理不尽な待遇のトラウマが疼いているのだろうかと分析してみたり。
何はともあれ、家族という間柄、しかも姉妹間の関係は、幼少期からの理不尽さを逃れられないんだろうなと思いつつ、それでも大人になった今、適度に距離をとって、深い傷を負わない程度に、いなすしなやかさを持ちたいものだと思う。
頭も心も整理すべく、このブログを書いたので、今からクールにLINE返信しようと思う。
合掌