幼い頃に親から受けた傷
長い間トラウマを抱えた人生だった
一方で親からもらった恩恵も沢山ある
恩恵があるからと傷が無かったことになる訳ではない
傷ついた心と感謝の心をどのように共存させることができるだろうか
母は認知症になり現実見当が困難
父は数々の持病を抱えながら90歳が近くなり、
日に日に体が弱ってきている
体が辛いと自己主張が強く出る父の姿を見ると、
昔の横暴さにリンクして私の心の傷が疼いてくる
けれど残された時間が少ないのなら
感謝を持って見守ることができる自分である方がよいのだろうに
よい悪いでもなく、そうしたいかどうかだとわかっているが、
今はまだ苦しい