吾唯足知 うさこの独り言

自分の声を聴く・・・

満月に手放しの練習

今日は中秋の名月

 

うお座満月のキーワードは「共感」「調和」「変容」

 

満月には手放したいことを願うとよいとのことにて、久しぶりにブログに書いてみようと思う。

 

「強くなりたい」と小さい頃からずっと思っていた。

 

幼い頃から形成された、強さに対する私のイメージは、DVの父に対しても泣いたりしないで、平静に対応できる人間になることだった。

平静に対応できるという中には、動じてはいけない、怖いと感じてはいけない、泣いてはいけな等の自分自身への禁止事項が沢山含まれていた。

 

しかし自分に対する禁止事項が多いと、大人になるにつれ生きづらさがどんどん膨らんできて、立ち行かなくなった。

 

その後、いろいろな人と出会ったり、書物で勉強したことにより、「強い人間」に対するイメージは変容してきた。

 

強さとは自分の負の感情に蓋をすることではない。

強さとは己の感情をコントロールすること。

自分の傷ついた姿や弱さ、負の感情に正面から向き合うことこそ、真の強さである。

 

そうか、負の感情も感じていいんだと理解した。

自分の感情を誰でもない、自分自身が十分に感じきって、しっかり受け止めることが、

自分への癒しになるのだと理解した。

 

けれど、理解したのち、それが出来るようになるという次のステップに到達するのは簡単ではない。

 

負の感情が起きたときは、自分自身を知る絶好の機会であるとも言われているが、幸運にも?満月の今日、負の感情に至る出来事が立て続けに起き、気分はどん底である。

 

現時点では、その出来事の矛先が自分に向いて、他者からの拒絶感や見捨てられ感、自責の念にさいなまれている。

しかしこれらは事実ではなく、自分の傷から来ているのだろうなと漠然と理解しつつ、まだ吐きだして手放すには至ってない。

 

現状にある他者の問題ではなく、あくまでも自分の問題。

自分の問題だけれども、それは現状の問題というより過去の傷の問題。

ここまでは頭で整理できたので、自分をほめてあげよう。

 

そんな自分の傷に隠されている自分の気持ち

「悲しいよー」「嫌だよー」「やめてよー」「むかつくー」「辛いよー」「泣きたいよー」「叫びたいよー」「優しくしてほしいよー」etc

 

どんな気持ちもしっかり受け止めてあげて、一緒に悲しんだり、怒ったりしてあげて、自分をしっかり慰めてあげたい。

 

自分の苦しみは満月程に十分に膨らんだので、あとは手放して満月とともに欠けていくだけ。

 

自分の気持ちにしっかり共感して、本当の自分と調和できる自分に変容する時。