吾唯足知 うさこの独り言

自分の声を聴く・・・

その時の自分を責める今の自分

以前のブログに少しだけ書いた御仁と過ごす時間で起きた不快なこと事件

 

私は御仁病を脱するのだ!という強い決意で、今度そのことが起こった時には、自分の中に起きたもやっとした気持ちを蔑ろにしないで伝えるという目標を立てた。

 

「それは控えて欲しい」

「やめて欲しい」

「それをされると悲しい」

「それは遠慮して欲しい」

等など。

 

どのように言えばよいか、あれこれと頭で準備していた。

しかし、その後いざ御仁にあった時にその不快な出来事が起きなかった。

前回のとき、私は不快であるということを言葉で伝えられなかったものの、若干だけ態度に滲んでいたかもしれないので、もしかしてそれを察してくれたのかな等と思い、ちょっとほっとしたり、嬉しくなったりした。

 

そうして気が緩んでいるときに、元カノの話題事件勃発・・・。

 

持病を持つ御仁にとって元カノは命の恩人でもあり、美人で自慢の存在なのだというのが私の見解なのだが、私と過ごすときにも過去のエピソードが何度が登場していた。そのたびに私は嫉妬のような感情で苦しくなるのだ。

しかし、嬉しそうに話す御仁に悪いと思い、ニコニコ笑いながら話を聴いていた。それでも後々辛い気持ちを引きづって苦しいので、「私は元カノの話を聴くのはしんどい」等と正直に気持ちを伝えようか、伝えてもいいかなとか、さんざん悩んだが、嫉妬なんて感情は御仁に言わせれば「過去に拘るな」と一蹴されそうな気もするので、怖くて言えなかった。

 

それで数年耐えてきたのだが、年月を経ると自然と元カノの話も少なくなっていたので、何とかやり過ごすことができていた。そんなふうに気持ちが緩んで油断していたところに、元カノ話題事件が起きたため、自分の心に沸いたもやっとした気持ちを受け止めることができず、いつものように自分の気持ちを瞬間的に閉じ込めて、楽しそうに振舞いながら話を聴いた。前述の不快事件が起こらなった嬉しさもあり、自分から事を荒立てたくないという気持ちもあった。

 

「事を荒立てたくない」というのも自分の気持ちだから、その時はその時で自分の気持ちを尊重したということでいいのではないかと自分に説明した。

しかし私にとって元カノの話が嫌だというのは、その瞬間もやっと体に感じたことも事実だ。

こうなると、何が本当の気持ちで、どうすべきだったのかと、自分の中でぐるぐるとしてしまい訳がわからない。そのうち、あの時本当は自分が不快だったのに、自分はそれを隠した、自分の気持ちを蔑ろにしたんだと、その時の自分を今の自分が責め始める。

 

おやおや、『自分を責めるのをやめる』って言ってたのに、やっぱり自分を攻撃しているなと気づいて茫然とし疲労困憊。

そんなこんなで意気消沈して10日程たったところで、ある会場で何と元カノ本人を偶然にも見かけてしまった。彼女が経営する会社のHPを見たことがあり、綺麗な人だとは知っていたが、実物を見たのは初めてだった。私よりも10歳くらい年上なのだが、やっぱり美しい人だった。それにしても、なぜこんなに私が落ち込んでいるときに、本物彼女に遭遇せねばならなかったのだろう・・・。

 

そっか、私のもやもやをとにかく吐き出しなさいということだな・・・。

 

そこで改めて、今度元カノの話がでたらこのように言おう、いやいやあくまでもその瞬間の気持ちで決めよう等と、瞑想しながらあーでもないこーでもないと考えていたら、だんだん馬鹿らしくなってきた。

 

私は何でこんなことをいつまでもやっているのか。

そもそも2人の間に、元カノのことは関係あるのか????

元カノを自分たちの舞台に上げようとしているのは、御仁でもなく、元カノでもなく、私じゃないか!

 

ばかだな私・・・。今日はもう止め!

 

ということで、ひつまずこのブログに気持ちを吐き出して、

元カノドラマは最終回にしたい。