今日は御仁に逢えるとわくわくだったのに、
実家によらなければならないとのことで、
いつもより短い時間でお開きの声がかかる。
親を大切にする御仁も大好きだし、
自分はもう少し物わかりのよい強い人間になれたはずだったのに、
自分でもどうしようもない程に気持ちがしょんぼりしてしまった。
いつもは帰宅後に御礼のラインをするのだが、する気にならない。
寂しさが怒りとなって、ラインをしないという無言の攻撃をしそうになる。
「なんだよ自分。もうちょっと強くなったと思ってたのにこんな落ち込んじゃって。」
と半ば自分にあきれる気持ちになる・・・。
「強さとは己の感情をコントロールできること」
強くなりたいという私に、御仁がいつも諭してくれる言葉だ。
感情はわいてくるんだからしょうがない。
己の感情は己でケアしよう。
相手にぶつけなければ、負の感情も己の中でなら自由だ。
今宵は、自分のあきれる感情も愛しく抱きしめてあげよう。
自分のこの闇を味わい尽くそう。
自分の世話は自分でできる。
人を愛するには強さが必要。
愛は思いやり